実は、私は崇教眞光で幼少の頃から
『お金を好きなのは悪だ』『お金に執着するのは悪だ』
と散々に教え込まれたため、お金嫌いになりました。
そのため、普通の数字の計算なら難なく出来るのですが、
お金勘定になると、無意識に脳がフリーズするためか、簡単なお金勘定すら難しくなるのです。
組み手なら誰でも知っていますが、
教団への奉納を嫌がったお爺さんが、札束が詰まった倉の中で火事になり、札束ごと焼け死んだ話は初級研修で習いますね。
崇教眞光では、奉納を嫌がる(金に執着がある)人は死ぬんですよ。それも苦しみ悶えて。
これを幼子から洗脳していくのです。
自分の意思で入信した一世組み手は、大人になってから『お金好きは悪だ』ということを吹き込まれるだけなので、さほど影響はありません。
ところが、私のような2世組み手の場合は、幼少から『お金好きは悪だ』と教育されながら育つので、お金嫌いな人格が出来てしまうのです。
どうすれば、お金嫌いを脱却できるのか
これは私も実験段階のため、まだ結果が出ていないのですが、
まず、『お金様、今まで嫌ってしまい申し訳ありませんでした』とお詫びしてください。
それから、
『お金様、私はお金様のことが大好きです。どうか、お金様のことを崇拝させてください。』
と信心してください。
恐らく、お金様崇拝を続けることにより、
お金に対する嫌悪感を排除することができると思います。
それにより、自然とお金勘定ができるようになると思います。
余談ですが、私は脱会支援者からも
『自分の欠点を崇教眞光のせいにする癖がある』とよく言われますが、
本当のことだから仕方ありません。
私の欠点は崇教眞光によって作られたのですから。
30年も崇教眞光にいて、脱会してまだ5年しか経っていないのですから、不具合があるのは当然です。
男性に、生理や出産の辛さが理解されづらいのと同じで(私も男性ですが)、
脱会支援者もカルト宗教の被害者ではないため、カルト被害のことをの理解しづらい部分があることを認めながら接していこうと思います。
そう、『すべて認めてほしい』と思うから、辛くなるのです。
脱会支援者も所詮人間ですし、他人だから、すべてを理解するのは不可能です。
お互い不完全なのですから。
崇教眞光の脱会者は、周りから心ない言葉を浴びせられることが多々あるかと思いますが、
人間は自分が体験したことでないと理解することが難しいのです。
大変だと思いますが、『あの人は無理解なだけなんだ。可哀想だ』と思うようにしましょう。
そうすれば、自分も楽になると思います。
〜本記事は「元組み手T」様のブログより拝借しております。ブログ元は下記リンクからどうぞ〜
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